第一子である長男が誕生してから退院するまでにはしばらく時間がかかりました。
出産予定日から10日程度早く生まれただけで、大きな病気があるわけでもなかったのですが、黄疸がひどいということで、しばらく病院で様子見となったのです。それでもしばらくすると家に連れて帰ることができ、親子3人の生活がスタートしました。
私たち夫婦はどちらも気管支が弱いため、遺伝しなかったらいいねと言っていたのですが、(遺伝かどうかはわかりませんが)長男も気管支が弱くしょっちゅう病院に通うようになりました。
普段は元気いっぱいで、同い年のこと比べても遜色なく成長してくれましたが、ひとたび体調を崩すと高熱とぜんそくが続き、半月ほどの入院生活が待っていました。特に3歳から5歳ころまではほぼほぼ毎月1回は入院生活を送っていた気がします。
精密検査をしても特別どこかが悪いわけではないので根本的な治療方法はなく、その都度の対応になる、お子さんが成長して体力がつくのを待ちましょうとお医者さんには言われていました。
こんな日が今後も続くのかと覚悟しつつも、スイミングスクールに通ったり、陸上教室に参加したりして体力がついてくると自然と熱を出す回数は減っていきました。
小学生になってからは病気になることなく、休まず毎日学校に通っています。成長とともに治る病気もあるんだと勉強させられました。